《铁臂阿童木 / 新选组》
京都の駅ビルの中にあった手塚治虫ワールド(2011年1月16日閉館)の中に300インチシアターという劇場があり、そこで上映されていたオリジナル短編アニメ。
手塚漫画の代表作の、そのエッセンスを詰め込んだアニメーション作品と、京都にまつわる歴史的なエピソードを紹介するアニメーションとの二本立てという形で上映され、その二本を火の鳥がストーリー・テラーとなってつないで行く、という構成です。
手塚作品の代表作といえば、やはり世代を超えた人気を維持するアトムですね。
今回は膨大な原作の中から『青騎士』というエピソードが選ばれ、テレビ版のアトムの名場面もコラージュしながら、ロボットや他の生き物たちを支配する事で地球を我が物としている人間たちを敵と考える青騎士と、人間はきっといつか地球は人間だけのものじゃないことに気づいてくれると信じ、戦いを拒否するアトムとの対立が描かれます。
火の鳥は「何故人間は問題を解決する手段として戦いを選ぶのか」という問いかけとともに京都の歴史を振り返り、幕末の新撰組による池田屋騒動を見つめていきます。
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