虎面人
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  • 地区日本
  • 动画种类TV
  • 中文名称虎面人
  • 原版名称タイガーマスク
  • 英文名称Tiger Mask
  • 其它名称虎头假面
  • 首播时间1969-10-02
  • 播放状态完结
  • 标签热血 / 竞技 / 战斗 / 漫改
  • 原作辻なおき / 梶原一騎
  • 脚本辻真先 / 安藤豊弘
  • 动画制作東映動画
  • 系列虎面人
  • Rating12+

《虎面人》

被称为“黄色恶魔”的虎面人是第一个登上职业面具摔跤手舞台的日本人,他对待对手的残酷手段以及犯规行为引起了许多观众的不满,然而他的这些行为也都是事出有因。

虎面人的真身伊达直人从小失去了父母,是在专门培养面具摔角手的“虎之穴”经历着与死亡共舞一般的地狱训练才成长起来的。

在“虎之穴”的规矩下,他不得不使用犯规等手段击败对手,同时还要将获得的一半奖金上交给组织。

然而当虎面人得知曾经照顾过自己的孤儿院“小不点之家”濒临破产的时候,他毅然决然地拿出了本应该上交的奖金。

于是认为被虎面人背叛的“虎之穴”便不断派出杀手摔跤手去抹消虎面人的存在。

有所觉悟的虎面人为了让孤儿院的孩子们走上一条堂堂正正的道路,转型为正派摔跤手,和“虎之穴”斗争到底。

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      • 第105话

        反則づくしのグレートの猛攻にタイガーは全身血だるまとなり、純白だったリングは見る間に紅く染まってゆく。ちびっこハウスの子供たちが固唾を呑んで見守る中、虎の覆面は半分もがれ、ついに正体が白日の下に曝されそうになってしまう。その時、彼は自らの意志でマスクを剥ぎ取り、伊達直人としてリングに立った…。

      • 第104话

        タイガーマスクvsタイガー・ザ・グレート、最終決戦の火ぶたがついに切って落とされた。2人の全存在を賭けた戦いは壮絶なものに。力・技・反則と3つのミラクルを兼ね備えた最強の相手に、タイガーは防戦一方。グレートはまるで積年の恨みを晴らすかのように、さまざまな技でタイガーを苦しめ、傷つけてゆく。

      • 第103话

        タイガー・ザ・グレートとの試合を前に、大門の墓前で手を合わせる直人。その帰り道、失態続きのミスターXが、己の進退を賭けて最後の勝負を挑んでくる。襲撃を受けて車ごと川に転落したタイガーは、間一髪のところで脱出するが、巧みに仕掛けられた策謀によって行き止まりの工事現場に追い込まれてしまう。

      • 第102话

        タイガー・ザ・グレートとの試合で重傷を負った拳太郎のもとに、ルリ子が見舞いに訪れた。彼女はつい口を滑らせた拳太郎の口から、タイガーマスクの正体が直人であることを知る。直人が虎の穴と孤独な戦いを続けてきたことを知り、万感の想いでタイガーのもとへ向かうルリ子。かくして正体を知られたタイガーは…。

      • 第101话

        ミラクル・スリーがついに動いた。挑戦状を叩きつけられた拳太郎は、タイガーのために一矢報いようと、捨て身の覚悟でリングに上がる。現れたミラクル・スリーは自らマスクを脱ぎ去り、新たにタイガー・ザ・グレートを名乗るのだった。グレートはそれまでとは対照的な、残虐な反則殺法で拳太郎に襲いかかる。

      • 第100话

        ヨシ坊の父親がちびっこハウスを訪ねてきた。8年前にある事情から捨てられたヨシ坊には、「兄ちゃん」と呼び慕ってくる二郎という弟までいた。素直に受け入れられない彼は、直人と共に母親の待つアパートに向かうが、本当との家族との出会いを実感できないまま帰ってきてしまう。ところが、ハウスでもいつしか孤立し…。

      • 第99话

        ミラクル・スリーが、子供の頃本当の狼に育てられたというローン・ウルフを刺客に仕立て、タイガーにぶつけてきた。タイガーを倒して覆面王座につけば虎の穴から解放してやるというミスターXの言葉を信じ、激しい闘志を燃やすローン・ウルフ。彼は自由を手に入れるため、噛みつき攻撃でタイガーを苦しめる。

      • 第98话

        ミラクル・スリーの最後の切り札が残虐な反則だと悟ったタイガーは、最悪のシナリオを思い描いて苦悩していた。サイクロン・ガストンとの試合を控え、一時の安らぎを求めてちびっこハウスを訪れると、カブトムシを横取りされて腹を立てた健太が仕返しに行こうとしていた。健太をたしなめた直人は、逆に勇気づけられる。

      • 第97话

        反則魔レッド・ガロと対戦したミラクル・スリーは、華麗な技で鮮やかな勝利。怪力に続いて超一流のテクニックを披露した彼には、もう一つの奇跡が隠されている。それこそが「ミラクル・スリー」の名前の由来なのだ。3つ目の奇跡とは何か? タイガーの中で、拭いきれぬ敗北の予感が次第に大きく膨らんでゆく。

      • 第96话

        タイガーの正体が気になる健太は、拳太郎と直人の車に忍び込んで真相を突き止めようとするが失敗に終わる。諦めかけていたところ、テレビで負傷していたタイガーを見て、同じ箇所を怪我していた直人こそタイガーマスクなのではと疑い始める。子供たちは証拠をつかもうと大はりきり。ルリ子は直人に忠告するが…。

      • 第95话

        神宮の屋外プール中央に設置されたリングで、タイガー対ザ・ピラニアンの覆面タイトルマッチが始まった。タイガーは執拗な噛みつきによって血だるまにされるが、ピラニアンの攻撃をしのぎ切る。プールに引きずり込まれながらも猛反撃に転じるが、ミスターXの放ったピラニアの大群が襲いかかってくる!

      • 第94话

        ミラクル・スリーは、ザ・ピラニアンを新たな刺客として差し向けてきた。プール・デスマッチを得意とする、異色の怪奇派レスラーだ。直人はピラニアンの動きを気にしつつも、ハウスの子供たちを連れてピクニックに出かけていた。ところが健太とヨシ坊が川で溺れ、助けているうちに試合時間に間に合わなくなってしまう。

      • 第93话

        キラー・カール・ポップスが、ミラクル・スリーに戦いを挑んだ。ミラクル・スリーは力が武器のキラーをビッグ・タイガーをしのぐ腕力で翻弄し、あっさりと打ち負かす。彼の底知れぬ強さに、危機感を募らせてゆくタイガー。タイガーの研究を着々と進めるミラクル・スリーは、次なる刺客を用意していた…。

      • 第92话

        デビル・スパイダーの敗北を見届けた虎の穴のボスは、ついに自らの手でタイガーを倒すことを決意した。彼はミラクル・スリーとして正式に日本プロレスに参戦し、タイガーの実力を見定めることにする。初戦の相手は、怪力自慢のビル・バッファロー。だが、人間離れした強さを持つボスにとっては、赤子も同然だった。

      • 第91话

        虎の穴のボスが、デビル・スパイダーを連れて来日してきた。覆面タイトルを賭けたスパイダーとの試合は、地上10メートルの高さに張られた網の目状のリングで行われることになった。その名もスパイダー・ネット・デスマッチ! 不安定な足場に苦しむタイガーは、攻め込まれながらも寝技に活路を見い出そうとするが…。

      • 第90话

        デトロイトを訪れたミスターXは、無冠の帝王と呼ばれる地元の人気レスラー、ザ・ミシガニアンにタイガーとの試合を持ちかけた。強敵と全力で戦いたいと望むミシガニアンは、ミスターXを毛嫌いしながらも契約を結ぶ。一方のタイガーは、正統派のミシガニアンがミスターXを伴って挑戦してきたことに困惑していた。

      • 第89话

        ミスターXの罠で負傷したタイガーは、療養を兼ねてちびっこハウスを訪れた。彼はそこで、ヨシ坊を養子に欲しがっている島津夫妻の話を耳にする。ヨシ坊は島津夫妻の家に招待されるが、オモチャやごちそうでは決して満たせない孤独感を覚えるのだった。タイガーは彼を元気づけるため、負傷を押して試合に出場する。

      • 第88话

        ミスターXは自らの度重なる失敗に、生命の危機を感じていた。追いつめられた彼は殺し屋を集め、再びリング外でのタイガー暗殺を企む。デパートに買い物に来た直人と拳太郎は、一度は難を逃れるものの、ついに地下駐車場で車の中に閉じ込められてしまう。脱出しようと焦る二人に、火の着いたガソリンが迫る!

      • 第87话

        ケガを恐れていい加減な戦いに終始する対戦相手・アキラローゼ。タイガーが憤慨している頃、虎の穴のボスは自ら刺客を送り込むためにニューヨークを訪れていた。彼が目をつけたのは、ネットを張ったリングで残虐極まりないファイトを繰り広げるデビル・スパイダー。観戦するボスの口元に、不敵な笑みが浮かぶ。

      • 第86话

        謎に包まれたレスラー、ジキル・アンド・ハイドがタイガーの持つ覆面タイトルに挑戦してきた。彼は意外にも、切れ味鋭いテクニックを武器とする正統派のレスラーだった。ところが隠しておいた薬を飲んだ途端、凶悪な反則魔に豹変する。文字通り別人になった彼の凶器攻撃を受け、タイガーは絶体絶命の窮地に陥る。

      • 第85话

        ミスターXは新たな刺客としてジキル・アンド・ハイドを差し向ける一方、単独行動を取るタイガーの暗殺計画を企てていた。車で巡業先の下田まで向ったタイガーは、不審な車に後をつけられていることに気付いて進路を変更する。しかし、待ち受けていた暗殺者の罠にかかり、車ごと谷底へ転落してしまう!

      • 第84话

        拳太郎が初めてタイガーマスクとタッグを組んで戦うことが決まった。相手は無法コンビのバッド兄弟。吉報を洋子と母の墓前に報告した拳太郎は、その帰りにミスターX遭遇する。タイガーに内緒で密会した拳太郎は、「虎の穴は新しく生まれ変わった」と囁くミスターXの勧誘に心が揺れ動く。タイガーは彼を諫めるが…。

      • 第83话

        デパートに買い物に出かけた直人とルリ子に、チャッピーとミクロがお供としてついて来た。ミクロはそこで、親戚の高田夫妻と思わぬ再会を果たす。彼女は複雑な思いのルリ子や直人に見送られながら、明るい表情で新しい家に引き取られてゆく。ところが高田家は古風な家柄のため、プロレス中継を見せてもらえず…。

      • 第82话

        地獄のプロモーターとなったミスターXの放った第一の刺客・ユニバーサルマスクが、タイガーマスクに金網デスマッチで挑戦してきた。周囲の反対を押し切って受けて立ったタイガーだったが、まるで無重力のように飛び回る空中殺法に手も足も出ずに窮地に立たされ、覆面を剥がされて正体を明かされそうになってしまう。

      • 第81话

        ブラックハリケーンとの試合に臨んだ拳太郎は、リングサイドにミスターXの姿を見つけ狼狽し、苦戦を強いられてしまう。タイガーは拳太郎に虎の穴の脅威が去っていないことを知らせ、再び会場に現れたミスターXと接触。ミスターXはリング上でタイガーを処刑すると宣言すると、不気味な笑いを残して去ってゆく。

      • 第80话

        前座での苦しい日々に耐えてきた拳太郎が、ついにメインイベンターに抜擢された。洋子に晴れ姿を見せようと意気込む彼は、堂々とした戦いぶりで勝利を飾る。しかし、その姿を見守る直人は、キング・タイガー以上の実力を持つという虎の穴最強レスラーたちの影が脳裏にちらつき、素直に喜べないでいた。

      • 第79话

        最強と謳われたキング・タイガーまでも敗れたことを受け、虎の穴のボスは世界各地のマネージャーを招集して組織改革に乗り出した。ミスターXに直人を暗殺せよと指令を与えた彼は、来るべき対決に備えてタイガーの戦い方を研究し、実力を見極めようとする。そのタイガーこと直人は、大門を失って悲しみに暮れていて…。

      • 第78话

        キング・タイガーとの決戦の日が来た。タイガーマスクは、自分が死んだら代わりに猛虎の覆面を着けろと拳太郎に言い残し、戦場へ向かってゆく。ゴングが鳴り、勇敢に立ち向かってゆく猛虎だが、キング・タイガーの超人的な実力は想像を絶していた。その頃、病院では友を守って倒れた大門の体に異変が起きていた…。

      • 第77话

        ビッグ・タイガーとブラック・タイガーが、リングに降り立った。試合は序盤から伝説のレスラーたちのペース。タイガーは見えないワイヤーで首を絞められるなど、強烈な反則攻撃にさらされる。リングインした不動は、キング・タイガーとのシングルマッチを控えた盟友のため、自ら盾となって攻撃を受け続ける。

      • 第76话

        タイガーのもとに2通の挑戦状が届いた。それは、虎の穴を支配する伝説のレスラーからのものだった。キング・タイガーが一騎打ちを、ブラック・タイガーとビッグ・タイガーが、ミスター不動とのタッグ戦を要求してきたのだ。ロクの死を知って悲しみに暮れていた直人は、死をも恐れない大門の勇気に心を打たれる。

      • 第75话

        正統派レスラーとなった高岡拳太郎は日本プロレスから再デビューを果たし、期待の大型新人として破竹の連勝を続けていた。一方の虎の穴では、訓練生のロクがマイケルたちと共に脱走計画を実行に移していた。裏切り者のレッテルを貼られたビリーも合流。だが、体を張って仲間を守ろうとしたロクが凶弾に倒れ…。

      • 第74话

        タイガーマスクに敗れたイエローデビルこと高岡拳太郎の前には、虎の穴による死の制裁が待ち受けていた。大門によって救い出された彼は、ちびっこハウスに招かれ、これまで虎の穴に騙されていたことを知る。そして直人が子供たちのために戦い続けているのを知ると、力を合わせて悪に立ち向かおうと決心するのだった。

      • 第73话

        虎の穴の切札とも言うべきイエローデビルが、ついに挑戦状を叩きつけてきた。その正体が洋子の兄・拳太郎ではないかと考える直人は、彼を救うことを誓って戦いに挑む。一方の拳太郎は、母の仇を討って妹との再会を果たすため、必ずタイガーを抹殺しようと心に決めていた。そして、運命のゴングが打ち鳴らされる!

      • 第72话

        直人と共に虎の穴と戦う決意を固めた大門は、日本プロレス第2の覆面レスラー・ミスター不動としてリングに上がる。タイガーや嵐老人の見守る中、不動はスマイリー・ジョー戦で鮮やかな技を決めて勝利をおさめる。力強い戦友を得た直人だったが、大門が虎の穴の新たな標的にもなったことには複雑な想いを抱いていた。

      • 第71话

        ランパファことキング・ジャガーは、拳太郎と同じ新虎の穴の卒業生。金儲けだけを目的とする現実主義者の彼が、刺客としてタイガーマスクに戦いを挑んできた。ジャガーの言動に憤慨し、直人の勝利を願う大門。ザ・ミラクルズをセコンドにつけた挑戦者に対し、タイガーのセコンドには馬場と猪木が名乗り出る。

      • 第70话

        日本プロレスに覆面王座の挑戦者としてやって来たのは、ミスターカミカゼだった。タイガーは正々堂々と戦うことを約束するが、死んだハンスのことが頭から離れずにゴングが鳴っても集中できず、苦戦を強いられる。カミカゼの空手殺法とグラウンドテクニックに追い込まれてゆく彼は、とうとう1本目を失ってしまう。

      • 第69话

        新生虎の穴の卒業生であるナチス・ユンケルことハンスが、本部のやり方に従わずに独断でタイガーに挑戦状を叩きつけてきた。ツヨシ少年らの見守る中で始まった試合は、タイガーが憎悪に燃え突進してくるナチスの攻撃を冷静に捌き、勝利をおさめる。ナチスの正体が気になったタイガーは、リング上で彼の覆面を剥ぐ。

      • 第68话

        イエローデビルを追って渡米したタイガーは、米プロレス界の大プロモーターにマッチメイクを申し出る。しかし、黄色い悪魔は行方不明。虎の穴の呪縛から拳太郎を解放したい直人は、手掛りを求めて彼と対戦したレスラーたちを訪ね歩く。スター・アポロンと再会した彼は、彼の提案で試合を行うことになるが…。

      • 第67话

        直人は大門から、かつてのタイガーのあだ名「黄色い悪魔」を名乗るレスラーが、残虐な反則で全米マット界を震撼させていることを聞く。その男の正体が高岡拳太郎ではないかと疑うタイガーは、単身渡米しようと申し出るが、馬場はこれを却下。だが、イエローデビルがアメリカに出現した裏にはある謀略があった。

      • 第66话

        タイガーは覆面タイトルの防衛を果たしたものの、戸惑いを隠せずにいた。虎の穴出身であるはずのブラック・パンサーの戦い方が、あまりにも正統派すぎたからだ。虎の穴は反則から技への転換を図ったのか? 様々な疑問が彼の脳裏をよぎるが、恵まれない子供たちのために最高のクリーンファイトをしようと決意を固める。

      • 第65话

        ブラック・パンサーとの覆面王座決定戦が、目前に迫っていた。直人は嵐老人の道場で大門と再会。2人の協力のもと、対パンサー戦の秘策を練る。そして決戦の日が来た。ブラックパンサーは虎の穴の刺客らしからぬ、頭脳的でクリーンな技のレスリングを展開。一進一退の攻防となり、タイガーはなかなか勝機を見出せない。

      • 第64话

        巡業で甲府を訪れた直人は、孝という寂しげな少年に出会う。交通事故で父親を亡くした彼は、働きづめの母と身を寄せ合うようにして暮らしていた。孤独な孝に共感を覚え、アパートまで送ってあげた直人。孝の頼みで母親を加えた3人で夕食を囲み、おふくろの味に一時の安らぎを感じながら、人生の悲哀を噛みしめる。

      • 第63话

        覆面タイトルへの挑戦者は、ブラック・パンサーとイーグルの2人に絞られた。チャンピオンのタイガーは、荒技使いのデーモンと対戦。思わぬ苦戦を強いられている最中、彼の耳に辛辣なヤジが飛び込んでくる。ヤジを飛ばした飲んだくれの老人は、かつて真剣勝負のレスラーとして勇名を馳せた、めりけんジョーその人だった。

      • 第62话

        ブラック・パンサーという新人レスラーが、タイガーマスクの持つ覆面タイトルの挑戦権に名乗りを上げた。ブラック・パンサーは無名とはいえ、欧州と米国を制した強豪カメレオン男爵を一方的に葬った実力者。彼の戦いに虎の穴の匂いを感じ取ったタイガーは、新たな刺客ではないかと、巡業中も気がかりでならない。

      • 第61话

        虎の穴の本部では、ルドルフという男がミラクルズを相手に、ウルトラタイガーブリーカーを不発に終わらせる戦法を編み出そうとしていた。その頃、巡業先のみなしごたちを連れて蔵王へハイキングに出掛けていたタイガーは、絶望した老人が自ら命を絶とうとするのを見つけ、彼を助けた代償に右手を負傷してしまう。

      • 第60话

        巡業中のタイガーマスクは、榊という飲んだくれの男と出会う。彼は偏屈者だが、20年もの間、僻地の貧しい住民のために働き続けている医者だった。関心を持ったタイガーは、榊が憎まれ口を叩きながらも医者として立派に振る舞い、村人たちから全幅の信頼を得ていることを知る。そして巡業先でのタッグマッチが始まる。

      • 第59话

        仙台を訪れたタイガーマスクは、嵐老人の勧めで穂積流古武術の道場を訪ねた。古来より伝わる技を見学していると、道場の跳ねっ返りの息子・逸馬が挑戦状を叩きつけてくる。逸馬のやむにやまれぬ事情を知ったタイガーは、仕方なく応じることに。逸馬の提案したルールは、互いの手首を紐で結びつけてのデスマッチだった。

      • 第58话

        タイガーマスク対ブラックVのチャンピオンベルトを賭けた戦いが、いよいよ始まった。タイガーはリング下の安全マットを外せと要求。決戦のゴングが鳴り、ブラックVのV型ミサイルがいきなり炸裂する。相手の攻撃をかわすのがやっとのタイガーは、2発目のミサイルを食らって失神し、3本勝負の初戦を落としてしまう。

      • 第57话

        タイガーマスクに敗れたポポ・アフリカの仇を討つため、愛弟子のブラックVが来日した。彼の必殺技は、回転飛行しながらの強力な頭突きV型ミサイル・ヘッドバッド。驚異的な破壊力を見せつけられたタイガーは、馬場の提案を受けて弾丸ノックによる特訓を始める。そして満身創痍になりながら最後まで耐え抜くのだが…。

      • 第56话

        タイガーマスクはシルバーリーグを順調に勝ち進んでいた。強豪ミスター・ゼロをも下した彼の前に、次なる対戦相手ポポ・アフリカが現れる。ポポはタイガーの必殺技・ウルトラタイガーブリーカーを破ると宣言。不安を覚えて特訓に打ち込むタイガーのもとに、ちびっこハウスの子供たちから勝利を祈る折り鶴が届く。

      • 第55话

        みなしごの施設「あすなろ院」は、四日市の煤煙地域に立っていた。院の少年・郎太は、四日市ぜんそくに苦しむ仲間の陽子のため、たった1人でコンビナートの煙突に登って抗議活動を始める。噂を聞いて駆けつけたタイガーマスクは、必死に訴える少年の姿に心打たれ、工場を移転させると無理な約束をしてしまう。

      • 第54话

        ちびっこハウスに加わった新しい仲間・ミクロは、わがままで他の子供たちになかなか馴染めないでいた。学校に行くことを嫌がる彼女は、次第にハウスの中で孤立していき、手を焼いた若月兄弟は巡業先の直人に相談を持ちかける。直人の提案でミクロの暮らしを調べたルリ子は、彼女が過保護に育てられていたことを知る。

      • 第53话

        タイガーマスクへの憎しみを燃やす高岡拳太郎は、虎の穴で決死の特訓に挑んでいた。一方、馬場と猪木が帰国した日本プロレス界には、虎の穴からの新たな刺客、ザ・ミラクルズが現れていた。ワールドリーグ戦を制したタイガーは猪木とタッグを組み、プラチナの腕を持つ元シャム双生児・ミラクルズと対戦する。

      • 第52话

        全勝のままワールドリーグ戦の決勝を迎えたタイガーマスクは、同じく無敗のヘラクレスと優勝を争うことになった。だが、ミスターXの策略によって、虎の穴出身の残忍なレスラー・シャーク二世がヘラクレスとこっそり入れ替わっていた。大門からの忠告を受け、警戒しながら試合に臨むタイガーだったが…。

      • 第51话

        ワールドリーグ戦も山場を迎え、坂口征二対ヘラクレスの全勝同士の対決が始まった。馬場と猪木を欠く日本チームの期待を背負う坂口だが、凶器攻撃の前に黒星を喫してしまう。日本チームに残る優勝候補は、タイガーマスクただ1人。次なる相手モヒカンキッドは、反則づくしのラフファイトを繰り広げる厄介な相手だった。

      • 第50话

        巡業で広島を訪れた直人は、未だ癒えぬ原爆の傷跡に深い感慨を抱いていた。猪木の買ってきた精巧な原爆ドームの模型に魅せられた彼は、ハウスの子どもらにも同じものを贈ろうと製造元の吉水家を訪ねる。吉水家の息子・三郎は、内職に励む両親の邪魔をするまいと、暗くなるまで健気に外で遊んでいるのだった。

      • 第49话

        タイガーマスクは百の仮面を持つ男・ウィリー・マスカードを新必殺技で破り、世界転戦の旅を終えて坂口征二と共に帰国した。久しぶりにちびっこハウスを訪れた直人は、子どもたちと楽しい時間を過ごして心安らぐ。帰国第1戦の相手は、無法者コンビのザ・アウトロー。坂口と組んだタイガーは、優位に試合を進めてゆく。

      • 第48话

        ロサンゼルスに戻ったタイガーマスクは、第2の必殺技を編み出すためにブリスコ兄弟の道場で特訓に明け暮れていた。ミスターカミカゼも再び姿を現し、タイガーに試合時間無制限、反則OKのデスマッチを挑んでくる。必殺技の完成を見ないまま対決の日を迎えたタイガーは、カミカゼの空手殺法の前に苦戦を強いられる。

      • 第47话

        パリで戦うタイガーマスクは、試合で脚を折られて再起不能になったレスラー・ドルシャンに出会う。ドルシャンによると、タイガーが次に対戦するジャングル・コブラは卑劣な心理戦法で相手の動揺を誘い、その隙を狙って技を掛けてくるという。ドルシャンの頼みで、タイガーはクリーンファイトで勝利すると誓う。

      • 第46话

        モナコに滞在していた直人のもとに、虎の穴出身のピエールという少年が訪ねてきた。父親を一緒に探して欲しいと訴える彼に、直人は協力することを約束する。一方、タイガーマスクの居所を知った虎の穴は、猛牛サムソンを新たな刺客として送り込んできた。道楽好きの船舶王ガルシアが、2人の船上マッチを計画する。

      • 第45话

        ドイツのハンブルグを訪れたタイガーマスクは、身寄りのない日本人少年・ツヨシと出会った。彼はツヨシの紹介で職人にマスクの新調を依頼するが、その職人が倒れたため、新しいマスクの完成が当地での試合に間に合わなくなってしまう。タイガーはツヨシの手から、何とか古い方のマスクを取り戻そうと試みる。

      • 第44话

        タイガーマスクは第二の必殺技を編み出すため、世界転戦の旅に出ていた。ブリスコ兄弟に迎えられて到着したアメリカでは、空手と柔道をベースとした荒技を使う、謎の日本人レスラーが噂になっていた。その名はミスターカミカゼ。タイガーはただならぬ殺気をまとったカミカゼの、非情なラフファイトを目の当たりにする。

      • 第43话

        新必殺技を編み出せないまま、赤き死の仮面との試合を迎えたタイガーマスク。リング上で彼を待つ死刑執行人は、彼を葬るための棺桶まで用意していた。ゴング前に奇襲を受けたタイガーは、試合のペースを握れぬまま目潰しやアゴ外しなどの反則技に大苦戦。常軌を逸した凶器攻撃に追い詰められ、次第に冷静さを失ってゆく。

      • 第42话

        赤き死の仮面との試合は、陰惨な反則マッチとなるのを避けられないだろう。挑戦に応じるべきかどうか悩むタイガーは、答えを求めて嵐老人のもとを訪れる。死の恐怖から逃れられない彼に、嵐は「武士道とは死ぬことと見つけたり」と説き、大門はついに対決を決意した友に、必ずしもフェアプレイにこだわるなと助言を贈る。

      • 第41话

        必殺技をなくしたタイガーマスクは、吸血鬼ブランチーに予想外の苦戦を強いられていた。タイガーがいよいよ追い詰められたその時、謎のマスクマンが現れてブランチーを血祭りに上げる。残虐なファイトで場内を震え上がらせたその男こそ、二千種類もの反則技を駆使する虎の穴の死刑執行人・赤き死の仮面だった。

      • 第40话

        アジア王座を勝ち取って帰国したタイガーを、ジャイアント馬場やちびっこハウスの子供たちや嵐虎之介といった面々が、暖かく出迎えた。しかしタイガーは、必殺技のウルトラタイガードロップを失ったせいで心が晴れない。帰国後第一戦でも、自信のなさから黄色い悪魔時代のラフファイトに走ってしまう。

      • 第39话

        タイガーマスクとミスター“?”が、ついに直接対決の時を迎えた。苦戦するタイガーのしかけたウルトラタイガードロップを、ミスター“?”は予告通りにあっさりと破る。窮地に追い込まれ、気力だけで闘い続けるタイガーに、大木が大逆転の秘策を与える。それこそがタイガーを悩ませ続けた2つの謎の答えだった。

      • 第38话

        韓国代表のキム・イルこと大木金太郎は、カルメンZとの流血の激闘をコブラツイストで制した。ピンチに陥ってもなお、必殺技の原爆頭突きを使わなかったのは何故か? ミスター“?”はウルトラタイガードロップを必ず破ってみせると宣言し、大木は自らの必殺技を封印した…この2つの大きな謎に、タイガーは困惑する。

      • 第37话

        全アジア王座決定戦が始まった。タイガー初戦の相手は、インド代表のスノーシン。ヒマラヤの雪男と噂される、驚異の怪力ファイターだ。大きなダメージを負ったタイガーは、何とか時間切れに持ち込んで体力の回復を図る。大会ルールにより延長戦が開始。疲れを知らないスノーシンの肉体に、驚くべき変化が現れた。

      • 第36话

        タイガーは日本代表選手として全アジア王座決定戦に出場することを決め、開催地のインドへと発った。開催を発表した馬場のもとには、ミスター“?”も出場を決めたとの報せが飛び込んでくる。ミスター“?”は人間離れした強さを誇り、世界各地のマットに乱入しては勝利をさらってゆく幻のレスラーだった。

      • 第35话

        タイガーは悪役時代の汚れた過去を恥じるあまり、全アジア王座決定戦への出場を辞退しようとしていた。そんな彼に、ジャイアント馬場は自らの歩んできた道を語り出す。不運なケガでプロ野球の夢を断念した彼は、レスラーとなって厳しい特訓に耐え抜き、差別と偏見にさらされてもなお技を磨き続けてきたのだった。

      • 第34话

        近代化を遂げた虎の穴の本部では、次代の悪役レスラーの養成が進められていた。その中には日本人の少年・高岡拳太郎の姿もあった。契約金で病弱な母親に治療を受けさせるために、虎の穴の一員となったのだ。その母も幼い妹を残して死んでしまった。ミスターXは彼の境遇を逆手にとり、タイガーへの憎悪を焚きつける。

      • 第33话

        スター・アポロンの実力は、直人の想像を遙かに超えていた。焦りを感じた彼は、心の安らぎを求めてチビッコハウスを訪れる。毅然と生きるルリ子の姿を見て、くすぶっていた闘志が再び燃え立つのだった。アポロンもウルトラタイガードロップ封じの特訓を敢行し、いよいよ二大レスラー激突の時がやって来る。

      • 第32话

        タイガーは大雪山の猛特訓から帰還し、ウルサスに闘いを挑む。1本目はあえて勝ちを譲って心の隙を誘うと、反則攻撃に苦戦しながらも、敵の突進力と体重を利用した必殺技でノックアウト勝利をおさめるのだった。名付けてウルトラタイガードロップ! 弟を倒されたスターは怒り、タイガーに復讐を宣言する。

      • 第31话

        南米出身の天才レスラー・アポロン兄弟が来日した。弟のウルサスが日本マット界を荒らし回り、兄のスターは嵐老人に面会。タイガーはというと、大雪山にこもり、必殺技を編み出すために猛特訓を重ねていた。極寒の中、何かをつかむために、落下してくる巨大な雪玉に命を賭して立ち向かい続けるのだが…。

      • 第30话

        必殺技の開発に苦慮するタイガーを連れ、ジャイアント馬場は嵐虎之介を訪ねる。嵐老人は必殺技を編み出すことの難しさを説き、タイガーに日本プロレスの父・力道山の苦闘の日々を話して聞かせる。伝説のレスラー力道山にも、一からプロレスを始め、技を極めんとして血まみれの特訓に励んだ日々があったのだ。

      • 第29话

        実力派の悪役ストロング・アームが来日し、覆面チャンピオンであるタイガーに挑戦状を叩きつけた。彼の正体は、虎の穴の名コーチ・鉄腕ジョー。かつて直人に目をかけていた彼は、弟子が組織を裏切ったのが許せずにいたのだ。強力な必殺技を持つ敵の挑戦に、これといった決め技を持たないタイガーは動揺を隠せない。

      • 第28话

        虎の穴が組織の抜本的な変革に乗り出した。近代的な設備の設置、多額の契約金によるスカウト、無意味なしごきの排除などを断行し、従来とは全く違う合理的な秘密結社を着実に完成させてゆく。そんなことなど知るよしもないタイガーは、日本プロレスに復帰し、苦戦する馬場をフェアプレイでサポートしていた。

      • 第27话

        覆面リーグ以来、タイガーの体には黄色い悪魔時代の反則技が甦ってしまった。彼は一刻も早く正しいレスリングの技を取り戻したいと苦悩する。その頃、孤児院では、ちづるを盲学校に通わせることが決まっていた。施設の仲間との悲しい別れに耐えるちづるのもとに、差出人に「A」とだけ記された書留が届く。

      • 第26话

        謎の巨人マスクマン、ザ・グレートゼブラが覆面リーグに乱入。彼はザ・ライオンマンを挑発し、タイガーとの決勝戦はタッグマッチにするよう要求して受け入れられる。タイガーはゼブラを虎の穴からの刺客ではないかと怪しみながら、満身創痍のままライオンマンとザ・エジプトミイラのタッグに立ち向かってゆく。

      • 第25话

        覆面リーグも4戦目に入り、タイガーは吸血鬼ドラキュラを相手にパイルドライバーを決めて勝利を奪った。出場選手中最強の呼び声も高いザ・ライオンマンも、順当に勝ち星を重ねている。連日の死闘に疲労困憊のままリングに上がり続けるタイガーの前に、怪光線で視界を奪う難敵、ゴールデン・マスクが立ちはだかる。

      • 第24话

        日本プロレスを脱退したタイガーは、ファンの非難を浴びながら覆面ワールドリーグ戦への出場を強行。しかしそのリングは、あらゆる反則が自由に行える四角い地獄だった。それでもフェアプレイを貫き通すと決意するタイガーだったが、第一の刺客ミスター・ノーを相手に、攻め手を欠いて防戦一方になってしまう。

      • 第23话

        直人がツアー先で訪れた孤児院には、ちづるという盲目の少女がいた。手術を受けて目を治すには大金が必要らしい。一方、虎の穴ではタイガー抹殺のための最大の罠「覆面ワールドリーグ戦」の準備が着々と進められていた。優勝賞金は10万ドル。ちづるを始めとする孤児を1人でも救いたい直人は、出場すべきかどうか迷う。

      • 第22话

        ワールドリーグ戦のツアーも終盤に差しかかった頃、タイガーはドン・ルカーチとターザン・メイラー組の凶器攻撃によって胸を負傷してしまう。医者から絶対安静を言い渡されるが、2日後には優勝戦線生き残りを賭けた大事な一戦が控えていた。そんな時、彼は病気の祖父と2人で暮らす漁師・明と出会う。

      • 第21话

        横浜港にひとりの男が降り立った。復讐に燃える男の名はマイク。かつて悪役時代のタイガーに再起不能にされた、ジャック・ブリスコの弟だった。日本プロレスの道場に単身乗り込んできた彼は、馬場にタイガーとの試合を組むよう頼む。断られた彼の前にミスターXが現れ、彼を新たな刺客・赤い牙に仕立て上げる。

      • 第20话

        ハウスのヨシ坊に母親が見つかった。朗報に顔をほころばせる直人は、ちびっ子たちを遊園地へと誘う。だが、ミスターXが彼の行く先々に罠を仕掛けて待っていた。楽しい時間を過ごす直人と子供たちを、虎の穴の放った殺し屋がつけ狙う。直人は巻き添えになりかけた健太をかばい、大事な一戦を前に左腕を痛めてしまう。

      • 第19话

        試合開始までの2時間を利用して買い物へ出かけたタイガーは、ファンの少年・守夫に出会う。半年前に父親を失った彼は、病身の母を助けて働いていた。福祉事務所の渋沢は、健気な彼に母子寮に入ってもらおうと説得を続けるが、聞き入れてもらえない。事情を知ったタイガーは、守夫のためにと渋沢に協力する。

      • 第18话

        タイガーはインディアン・アパッチに快勝。だが、彼を見守っていた大門が、ついにミスターXの手に落ちる。数日後、タイガーとコマンチの試合に謎のマスクマンが乱入してくる。不動明王のマスクを着けたその男に、タイガーは大門の面影を見る。彼は戦うことをためらうが、マスクマンは容赦なく攻撃を仕掛けてくる。

      • 第17话

        孤児院の少女・チャッピーがひき逃げされた。犯人を捜す直人と健太は、偶然にも事故の瞬間を写真で捉えていたカメラ店の息子・幾夫を訪ね、ひき逃げ犯が須川組のどら息子・京太郎であることを知る。だが、組から借金をしている幾夫の父は証拠写真を燃やしてしまう。真相を知った健太は、一人で須川組に乗り込んでゆく。

      • 第16话

        タイガーとの試合で失態を演じたスカルスターとミスターシャドーに、猛虎暗殺の指令が下された。彼らの正体は、養成時代に何度も直人に助けられたロッキーとリコだった。ロッキーは命令に逆らったせいで殺され、直人の前に現れたリコもまた命を落としてしまう。直人は虎の穴のあまりに非道なやり方に激昂する。

      • 第15话

        健太が孤児院のテレビを壊してしまった。新しいテレビを贈った直人に、虎の穴の刺客・サブレス1号が麻酔銃を放つ。全身麻痺で動けぬ彼に、別の殺し屋の運転する車が迫ってくる。死を覚悟した瞬間、謎の影が直人を助けた。姿を隠すように去りゆくその男は、虎の穴の特訓中に行方不明になったはずの大門だった。

      • 第14话

        正統派レスラーとして破竹の勢いで勝ち星を重ねるタイガーのもとに、親友の大門から忠告の手紙が届いた。そのことを知ったミスターXは、彼を刺客に仕立てようと企む。タイガーとの対決を余儀なくされた大門は、悩み抜いた末に戦うことを決意するのだった。かくして、打倒猛虎のための恐ろしい特訓が始まった…。

      • 第13话

        ちびっこハウスの子供たちが見守る中、タイガーは白骨怪人スカルスターと激突。必殺パンチに苦戦する中、何者かが場内の照明を落としてしまう。一方的に攻めるガイコツの姿だけが、暗闇に白く浮かび上がっている…。動きを封じられたタイガーは、もう一人の敵・ミスターシャドーが体を押さえつけていることに気付く。

      • 第12话

        タイガーはアントニオ猪木と組んでワールドリーグ戦に参戦し、クリーンなファイトで連勝街道を突き進んでゆく。殺人鬼ロジンスキー、狂える巨象コルテスとの戦いでも、反則技で足を痛めつけられながらも勝利をおさめた。彼は大阪の孤児院も資金難に悩んでいることを知ると、足の負傷を押して賞金の掛かった試合に臨む。

      • 第11话

        タイガーはワールドリーグ戦への参加を迷っていたが、孤児院の子どもたちの応援する姿に胸を打たれて出場を決意。ジャイアント馬場も猛虎の参加表明に顔をほころばせるが、タイガーが無意識のうちに反則を犯してしまうことを発見する。己の悪役体質に苦悩するタイガーを、馬場は高名な柔道家・嵐十段と引き合わせる。

      • 第10话

        報道陣の見守る中、タイガーはゴリラマンとの決戦に備えて特訓を重ねていた。ところが馬場の不注意から首を痛め、二人の間には亀裂が走ってしまう。そしてついに、対決のゴングは鳴らされた。孤児院のちびっこたちが見守る中、タイガーは決死の覚悟でゴリラマンに立ち向かうが、絶望的な体力差に圧倒されてしまう。

      • 第9话

        アフリカから船便で届いた檻の中には、虎の穴第二の刺客・獣人ゴリラマンが閉じ込められていた。密林の中でゴリラに育てられたという彼は、生肉を喰らい、5台のバスを軽々と牽く怪力を備えている。ホーストン&ブルータス組に苦戦した試合後、タイガーマスクはゴリラマンの想像を絶する怪物ぶりを目の当たりにする。

      • 第8话

        ミスターXはタイガーマスクを抹殺するため、リングの外にいる伊達直人の命を奪おうと殺し屋を放ってきた。催眠術師の陳、レーサーのジョジョ、怪力柔道家の海坊主が、不慮の事故に見せかけて直人を殺そうとする。陳の策略に陥った直人は、催眠術で自殺させられそうになるが、健太に危ういところで助けられる。

      • 第7话

        悪役に憧れる健太に道を誤らせないため、タイガーは反則をやめることを決意する。クリーンファイトに徹する彼は、プロレス界最上級の技であるバックドロップで勝利。健太とルリ子は心打たれる。ミスターXが試合後にタイガーの控え室を訪れて死の宣告を言い渡すが、タイガーはあくまで戦い抜く覚悟を決める。

      • 第6话

        裏切り者のタイガーを抹殺するため、虎の穴は死の使いブラック・バイソンを刺客として放った。本物の人喰い虎をも一撃で倒す、恐るべき強敵だ。ブラック・バイソンはタイガーに、鉄格子の檻に囲まれたリングでの無制限デス・マッチを挑んできた。試合は陰惨な反則合戦によって、血で血を洗う文字通りの死闘となる。

      • 第5话

        改めて虎の穴への服従を誓ったタイガーは、黒い魔人ボボ・アフリカを反則技でボロボロにしてしまう。見かねたジャイアント馬場は、タイガーを日本マット界から追放しようと考えるが、ちびっこファンが彼にサインを求める姿を見て思いとどまる。タイガーは虎の穴に、ファイトマネーの半分を上納すると約束していた。

      • 第4话

        孤児院に暴力団の赤沼組が訪れた。組長は高額な利子の支払いを迫り、若月先生とルリ子は頭を抱える。一方、タイガーは鋼鉄の牙を持つ荒業師・ミスターウルフと対戦。クリーンファイトで相手を追いつめるが、思わぬ苦戦を強いられて反則行為に走ってしまう。観客のブーイングを浴びる彼の脳裏に、10年前の記憶がよぎる。

      • 第3话

        10年ぶりに孤児院を訪れた直人は、子どもたちにプレゼントを配るが、はねっ返りの健太には嫌われてしまう。再会した直人にタイガーマスクの姿をダブらせていたルリ子は、立ち退きを迫る暴力団に卑屈な態度を取る彼に落胆。直人は借金の借金のカタに取り壊されそうな孤児院を助けるため、全額返済を申し出るのだが…。

      • 第2话

        いじめっ子にケンカで負け、ふて腐れた健太はプロレス会場に忍び込む。彼の前に現れたタイガーマスクは、アントニオ猪木と組み、殺人男爵バロンと正義の業師ブリスコ組とのタッグ戦に挑む。姿を消した健太を捜すルリ子たちは、夢中になってタイガーを応援する彼の姿を、プロレス中継のテレビ画面の中に見つける。

      • 第1话

        米国マット界を反則行為で荒らし回り、黄色い悪魔と恐れられたタイガーマスクが帰国した。その戦いぶりを見た馬場は、彼が悪役レスラー養成所・虎の穴の出身ではないかと訝しむ。孤児院・ちびっこハウスの若槻先生とルリ子は、タイガーに憧れの眼差しを向ける健太少年に、10年前に院を飛び出した伊達直人の面影を見る。

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